あわわ…灯油が値上がりしてきたわね…
北海道や東北は辛いですね…
極寒の地で住宅営業してきた経験から
灯油の住宅で気をつけたい計画について解説します!
灯油・ガソリン・電気、全部が値上がりしてきてますね!
新築住宅を考える人にとっては大問題です。
賃貸から新築住宅に引越すと光熱費が下がると思っている人は多いですが、
ほとんどのお家は光熱費が上がります。
理由は単純でお家の面積が大きくなるからです。
(小さくなれば下がる可能性があります。)
だからこそ困るインフラの値上がり。
今日はその中でも灯油に着目して、
新築住宅で灯油を検討している人ができるだけ光熱費を抑えられるように解説していきます。
3分程度で読めちゃうと思います。
参考にしてくださいね!
灯油の値上がり状況
北海道の灯油価格の推移をみてみると2月から3月で4円/ℓほど上がっています。
(参照:北海道経済産業局|北海道における石油製品情報|地域別灯油価格3月14日時点の資料)
灯油によるストーブやボイラーを利用されている方にとっては大きな痛手です。
北海道では世帯あたり平均1,440Lの灯油を1年間で使用します。
(参照:石油連盟|令和元年北海道家庭用エネルギー消費実体調査報告書より)
単純計算で年間5,000〜6,000円の支出増加になってしまいますね。
北海道・東北だとこんな感覚になります。
5,000円の増加は痛いですね。
灯油値上がりの原因と今後
灯油の価格上昇はさまざまな原因が推測できます。
有力とされているのはこの二つ。
いろいろなことが重なっているため、今後どうなっていくのやら…。
答えはわかりませんが、下がる望みは薄いのではないかと思います。
それらを踏まえて今後の新築住宅の計画や住まい方はどのようにしていけばいいかを解説していきます。
早く平穏な日々になってほしいですね…
灯油の値上がりを踏まえた新築住宅の計画や対策
灯油の費用をできるだけ抑えるためにできることはこれらの4つです。
新築住宅の営業をしていて大事だと思ったことを伝えていきますね。
暖房の熱源を灯油に加え冷暖房エアコンも考える。
給湯は難しいですが、暖房の種類・熱源を2つ採用することがあります。
私が住んでいるエリアで多く提案してきたのは、灯油+冷暖房エアコンです。
なぜかというと、灯油だけでは値上がりにうまく対応することができません。
そこで冷暖房エアコンを組み合わせて値上がり状況に合わせて活用することで暖房代を和らげることができます。
夏場も冷房で快適になるので一石二鳥ですね。
ただし、初期投資として30万〜40万円かかるため無理はしないように…。
最初の予算がない場合は、200vのコンセントのみエアコン用に設置しておくだけでもいいです。
あとあと調整が効くように計画してみましょう
道東エリアでは寒すぎてメインとしてはオススメできません。
でもサブとしては超優秀なのがエアコンです。
新築住宅の断熱性能を上げて光熱費を抑える
断熱性能を上げることで灯油の値上がりの影響を受けにくくすることも大事です。
暖房の効果は住宅の性能によって左右されます。
灯油の値段が上がらなかったとしても、新しい住宅の性能が低ければ暖房費用は高くなってしまいます。
特におすすめしたい方法はトリプルサッシの採用です。
断熱や換気などもありますが、まずはコスパのいいトリプルサッシを検討してみてください。
こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
暖房効率の良い間取り・計画にする
暖房効率の良い間取り・計画にすることで暖房費用を抑えましょう。
考えられる方法はこちら。
などがあげられます。
これらの効率よくあたたかさを感じられる計画はとても大事です。
コスパの良い住宅を建てたい方はぜひ抑えてくださいね。
間取りをできるだけコンパクトにするのもオススメです!
水回り設備は節水性能の高いものを選ぶ
キッチンやお風呂などお湯を使うことの多い水回り設備では節水タイプを使うことで灯油の使用量をおさえるようにしましょう。
具体的に採用を考えたい方法はこちら。
※数字はカタログ内の複数商品データや平均利用数より算出
初期投資がかかるものではありますが、光熱費が上がるのであれば導入するメリットは高いです。
生活のしやすさも向上するため積極的に検討することをオススメします。
奥様としては嬉しいですよね。
時短・家事楽で一石二鳥!
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