黒い外壁のお家
かっこいいわぁ~。
いいですよねぇ~。
でもデメリットあるので、
わかった上で採用しましょうね。
私の勤めていたハウスメーカーではお客様からご指摘をもらって、
何度か外壁を交換するような事態になったことがあります。
外壁の不具合とかじゃないんです。
原因は、「黒い外壁のデメリットをよくお伝えしきれてなかった」ことが大きいと思います。
この記事を読めば、
私の経験から学んだ黒い外壁のデメリットや選び方を知ることができます。
よければ参考にしてくださいね。
色以外の外壁についてはこちらで解説しています。
色を選ぶ前の段階の方は参考にしてください。
新築住宅で黒い外壁を選んだ場合の失敗事例
黒い外壁には以下のような失敗があります。
私が実際に経験したことや、
周りの人を見て感じたことを
お伝えしていきます!
傷・跡が目立ちやすい
黒い外壁は擦り傷や跡がとても目立ちやすいです。
表面が黒いため、他の色の外壁と比べ目立ってしまいます。
ちょっとした摩擦で傷や跡がついてしまうため、
私の勤めていたところでも何度かやり直す現場がありました。
ハウスメーカーによっては傷がつく前提で、
了承が得られないと施工しないところもあるかもしれませんね。
住みながら工事するのはお互いストレスです。
極力、避けたいですよね。
汚れが目立ちやすい
黒い外壁は傷と同様で汚れも目立ちやすいです。
汚れは立地などによりますが、
などが上げられます。
立地に合わせた外壁の色や柄を選ぶのが重要になってきます。
対策はこのあと解説しますね。
外壁がすごく熱くなる
黒い外壁は熱を吸収しやすいです。
理由は先生じゃないので具体的には難しいですが、
というような感じです。
誤差レベルですが冷暖房負荷にも影響します。
どの時期を重視したいかで検討するのもありですね。
熱の影響で建物の寿命は変わる?
前述した通り、熱の影響を受けにくいのは白です。
そのため白のほうが建物の内部が結露しにくい環境を作ることができます。
ラグジュ建築と不動産さんでは壁内結露に影響するという結果のシミュレーションをしています。
黒よりも白の方が熱的影響をちょっとだけ抑えやすいんですね。
とっても勉強になります。
ラグジュさんには、
いつも勉強させてもらってます。
(いつもありがとうございます!)
黒い外壁の選び方で気をつけたいこと
ここからは新築住宅の営業を経験して感じた黒い外壁選びで注意したいポイントについてです。
できるだけ脱・シンプルで汚れや傷を目立たせない。
シンプルな形状を避けて汚れや傷を目立たせないようにしましょう。
外壁の汚れを気にするのであれば、
は避けるのがベストです。
わかりやすい例は、ガルバです。
フラットタイプのガルバは本当にカッコいいです。
でも、外的な損傷はとても見えやすいので注意が必要になります。
それとは対局にある凹凸のある外壁は陰影や模様、色・柄が汚れや傷をカモフラージュしてくれます。
好みのデザインもあるかと思いますが、
対策したい場合は気をつけてみてください。
色柄があるとシンプルさに欠けるので
デザイン考えると悩みどころです…
環境をしっかり把握して選択する
外壁につく汚れや傷などは環境次第です。
計画地でどんな汚れや傷の可能性があるかを考えてみましょう。
など地域・環境によって適した外壁の選び方が見えてきます。
それでも黒がいい場合は、前述の通り。
脱・シンプルで汚れ・傷が目立ちにくいタイプを選ぶようにしましょう。
閑静な住宅街ならあまり考えることはないかもしれませんね。
デメリットを知った上で採用する
ここまでいろいろ言いましたが、
黒いシンプルな外壁がダメというわけではありません。
ただ、デメリットを知った上で採用していただきたいです。
わかっていて採用していれば、
あ~、やっぱりこうなったね。
で済みます。
デメリットで好きなデザインにできないのはつまらないです。
飲み込めるデメリット、計画上デメリットと言えないものであることもあります。
しっかり営業担当にご自身の場合がどうか案内してもらうようにしましょう。
営業担当もわからなければ業者さんに
確認してくれますので、
どんどん頼りましょう。
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